池田理代子先生歌のお教室のスタジオ発表会潜入記

 2001年3月18日、先生の通ってらっしゃる歌のお教室のスタジオ発表会がありました。 これは9月に行われる本格的な発表会の前のプチ発表会のようなものだそうです。

 「理代子先生に会うまでは死ねない」という、私ままかの心の叫びを、「A君後援会」の無菌ネズミ様がきとくにも聞きつけて下さり、この発表会のことを教えてくださいました。ネズミ様に心から感謝もうしあげます。本当にありがとうございました。

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 そこは六本木らしいとてもお洒落なスタジオで、ピアノが一台と椅子が数十席並んでいました。私達は会場でネズミ様を見つけて一安心、ご挨拶してから受け付けに向かいました。受け付けの女性から「ネズミさんのお知り合いなんですか?」と聞かれました。"ネズミ様の知り合い=理代子先生のファン"とばれたのでしょう・・・。「私、池田の秘書をしております。」と笑顔で言われてしまいました。「おおおぉ〜!」と私は心の中で歓声を上げました。「セ、センセイの秘書さんとお話してしまった・・・と早くも興奮しているうちに女性の司会の声が聞こえてきました。「あ、始まりましたよ。」と秘書さんにうながされ、早く席につかなきゃと思いました。席を探していると、ここにどうぞと言わんばかりに一番前中央の席が空いていました。その席に座ろうと前に歩いていくと前の方でスポットを浴びて話している(司会)の女性が目に入りました。「きれいだなあ・・・」「・・・ん?これは」 そうこれは理代子先生だったんです。司会をしている女性があんまり美しいのですぐには先生と気がつきませんでした。でもやっぱり先生だわ・・・と確信してもうすっかり舞い上がってしまいました。先生を見た鳴沙様の第一声は「かっこいいー!」でした。私は「きれー!」でした。先生は黒いロングのドレス(?かスーツ)をおめしになり、高いハイヒールをはかれていることもあってすらーっと背が高くそれはそれはもう素敵でなんというんでしょう。先生のまわりだけぱっと花が咲いたように華やか・・・、オーラが漂っているんです。

 先生の司会進行で発表会は進んでいきました。簡単な曲の紹介や歌われる方の紹介を朗らかに優雅になさって、私は飽きることがありませんでした。

 先生のお歌の番になりました。きっとお忙しさからなのでしょう。暗譜なさってらっしゃらないことをちょっとお詫びなさってらっしゃいましたが、先生の声はとっても伸びやかで美しかったです。私はオペラに詳しくないので、あまり多くは語れないのですが、素直な気持ちとして先生の歌に感動しました。特に後半に歌われた「ある晴れた日に」は素晴らしかったです。とてもドラマティックに感動的に歌い上げてらっしゃいました。先生にお会いするだけでなく先生の素晴らしい歌まで聴けてなんて得したでしょう・・・。

 

 

 

 

 

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