これは紫の君ではなく、佐為ちゃんです。お正月なので佐為ちゃんに春を寿ぐ舞いを是非･･･ｖ。ということもあり、菊綴の付いた水干に緋の袴という白拍子の定番装束で描いてみました。もともと白拍子の格好は女性が男装しているというものなので、決して女装している訳ではないです。ないですが、でもちょっと可愛らしいので着せてみたくなりました。現代では女性の装束というイメージが定着していますが、腰に太刀というのはなんとも勇ましいです。緋の長袴とのコントラストも逆説的な魅力を誘うんですよね。これって所謂アンドロギュロス的な魅力というのでしょうか。普段は剣など持たないであろう佐為ちゃんが帯剣している姿というのにも萌えｖというか、この逆説的な魅力に通じるものを感じます♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年1月1日