防人の歌三
大宰帥・緒方の住む官舎は、政庁に隣接した官人の居住区の中でも一際大きな屋敷だった。 都の貴族の屋敷と変わらぬ立派な寝殿に通されると、光は帥の席の隣に座るように促された。
高麗の青年と通訳の少年は帥を挟んで光の反対側に席を用意されている。そして、高麗の青年と帥の間にもう一人。帥専属の通訳が腰を降ろす。その他は帥の随身が二人ほど宴の間の隅に居た。
「あの、オレなんかがこんな席に着いていいんですか? 緒方様」
もう一組の客は例の高麗の商人で、別段身分の高い者たちではなかったが、それにしても、光が大宰府に来てから、こんな丁重で豪勢なもてなしを受けるのは初めてのことだった。
「いいんだ。今夜は、ほんの内輪の宴だから遠慮するな。おまえが一月前にここに来たのは知っていた。だが、方々回っていてな、オレは久しぶりに、政庁に落ち着くんだ。やっとおまえを出迎えてやれたな。ゆっくり、都の話でも聞かせてくれないか、近衛」
「都の話を・・・」
「ああ、都の話だ。その前に、お客人の相手をせねばならんがな」
そう言うと、緒方は高麗の青年の方に向き直り、通訳を間に介して会話し始めた。
その青年はどこか斜に構えていて、相変わらずにこりともしない。横にいる少年が少しはらはらしたような、それでいて青年に甘えた風でもある様子で寄り添っている。
なんか主従・・・には見えないな。先ほどは対局にばかり気が取られていたが、こうして宴の席に着いて初めて、光は高麗の青年の顔や通訳の少年をまじまじと眺めた。
向かい側に座る青年をよく見てみると、何かぱっと目を引きつける顔立ちをしていることに気がつく。こういう顔も整った顔っていうんだろうか。
長い睫・・・・ 不遜な瞳の光。鼻筋は通って高く、全体に大柄だ。
寝殿の床に用意された畳の上で、長い足を持て余し気味に、片方を立て片方はあぐらをかいている。横の少年がオレをちらっと見ると、また青年に耳打ちした。
すると青年はにやりと笑い、実に打ち解けた様子で少年に何か返している。
・・・不愉快だ。昼間っから、この二人ずっとこんな調子だ。お互いの間だけで分かる言葉。そして目配せや合図。心の通い合った空気・・・・。みんな不愉快だ!
何を話してるんだろう? オレのことをネタにして笑ってでもいるんだろうか。と、光は思った。
高麗の青年は通訳を介し緒方様とも言葉を交わしている。会話を交わしながらも時折、オレをちらりと見てる・・・・ ふんっ。何が言いたいんだ!
緒方はこんな具合にしばらく、なにやら高麗の青年と会話したと思うと光に言った。
「おい、高殿との碁はどうだった? 彼は先ほどの碁について、おまえに何か訊きたいらしい。」
「オレに?」
「そうだ。通訳が言葉を訳してくれるから、普通に話し掛けてみるがいい。」
「オレは・・・・」
「なんだ。何でもいいから話したらどうだ、近衛? 高殿は父君に替わって、今回初めて博多津に来たそうだ。おまえよりは年上だが、まだ若い。国は違えど、若者同士打ち解けたらどうだ、え?」
打ち解けろ、だって? 佐為のことをあんな風に言った奴と打ち解けろだって? 光は言いよどんでいたが、意を決してそろそろと喋り始めた。
「・・・・おまえ、・・・・さっき、佐為のことを・・・。佐為の対局の記録を見たことがあるって言ってたけど。どうしておまえの敵じゃないなんて言えるんだ? あいつの何時の碁か知らないけど、どっちにしろ、おまえ、今のあいつには絶対勝てっこないぜ」
「おいおい、近衛、負けたのが悔しかったらしいが、客人にしょっぱなからつっかかること無いだろう? しかし、高殿が佐為殿の対局の記録を? どういうことだ、それは。オレも気になるな」
緒方は言った。
会話を訳している通訳人は高麗出身の帰化人で、長いこと政庁に勤めている者だった。高麗の青年は少し目を細め、小首を傾げて答えた。
「何を・・・言ってる? オレはそんなこと言ってないぞ。藤原佐為・・・・という者の棋譜を見たことがある。確かにそう言った。そして、彼なら素晴らしい打ち手だと言ったんだ。見せて貰った彼の対局はどれもこれも驚嘆する内容だった。実際、自分で並べてみたりもした。だが、見たのはオレが子どもの頃だ。その人がさらに碁の道を極めているなら、オレなど、まったく敵わない相手だ。とそう言ったんだ。そして、日本の碁は強い。天皇に仕える専門の碁打ちなら、相当な強者だろう。ともオレは言った」
「え!?? そんな話じゃなかったぞ! だって、こいつがさっき確かに言ったんだ! 敵じゃないって」
光はその異国の青年の横のまだあどけない表情の残る少年を指差した。しかし、答えたのは青年だった。
「オレは碁が心から好きだ。囲碁を愛している。対局の内容を見れば、打った者の力量くらい測れる。そんな意味の無い強がりなどした覚えはない」
「そ・・・・そんな。な、なんだよ、全然さっきと言ってること違うじゃん!」
光は、青年の隣の少年に食って掛かった。
「おい、こいつを責めるな。彼はまだ日本語は少ししか出来ないんだ。それでもオレの役に立ちたいって必死で学んでいる」
「なんだよ、それ。じゃぁ、通訳なんて言うなよ! 全然違うように訳してたら、意味ないじゃん! もっとましな従者を連れてこいよ。ったく」
「何か勘違いしてないか・・・・・彼は、召使じゃない」
青年はキッと光を睨むと低い声でそう言った。
「ああ?」
「オレの念弟だ。乱暴な言葉遣いは止めろ」
そう言うと、青年は通訳の少年を庇うように、その肩に腕を回した。
「・・・・・なんだよ、それ」
「ああ、すまない。高殿。近衛は子どもでしてね。そういう方面のことには疎いようだ。まぁ、近衛も落ち着け。さぁ、では楽しく飲むとしよう」
帥は高麗の客の方に向き直ると、言った。
「今宵は遊びの女達を呼んである。これより日本の楽と歌舞をご覧に入れよう。存分に楽しんで頂きたい」
間もなく、広廂に楽人や、舞人が現れた。そして、華やかな歌舞を披露し始めた。笙や篳篥、竜笛に太鼓。光は、華やかな舞と音楽に圧倒された。
このように、間近に遊び女たちの歌舞を見るのは初めてのことだった。都から追放されて遠いこの地にやってきて、こんな華やかな情景に自分が置かれるのは何か変で違和感があったが・・・
楽の音に乗り、女達が今様を歌い、それに合わせ別の女たちが舞い踊る。色とりどりの衣装をひるがえしながら。舞い人たちの衣装は美しかった。この土地柄のせいもあるのだろうか。異国っぽい衣をまとい、結い上げた髪に飾りを差す女もいる。
光はふと、都に居た頃、加賀から遊び女のところへ行こうと誘われたことを思い出した。あの時、自分は遊び女と聞いてもピンと来なかったが、明らかにあの時加賀は下衆な意味で自分を誘ったのだ。歌舞を見に行く目的ではなかったはずだ。
それとも、こういう風に歌舞を披露する女達には男の享楽の相手を引き受ける者も中には居るのだろうか? そう言えば、昔、賀茂が言ってたな。佐為の母上はやはり舞を見せる女人だったって。こうして、緒方様のような貴人の前で歌舞を披露すれば、身分の高い男子の目にその美しさが留まって・・・・、愛されたりすることもあるんだろう・・・・な。そして生まれたのが佐為だったんだ。きっと。
以前聞いていた話が今やっと舞女達を目の当たりにして、実体を持って、肌身に感じられた。 傍に居ないその人の出生のこと、母君の事・・・・を想うと切なくなる。ああ、そしてあの観桜の宴での、腹立たしい蔑みと中傷。そして父君の冷酷な仕打ち。花の顔に刻まれた憎悪の刻印。それらが皆、この遠い地で光の脳裏に去来した。
佐為・・・・。今、おまえ何してる?
やっぱり、オレは後悔なんかしない。
あんなことを言われて、さぞやおまえは哀しかったろう。
おまえの為に、あの時、オレは何も言い返さなかったら・・・、そしたらきっと今よりももっと後悔しているに違いない。オレは!
佐為・・・・。おまえどうしてるんだよ?
オレは、こうしていつもいつもおまえのこと考えてるけど、おまえはオレのこと思い出してくれてる・・・かな?
ふと帥が話し掛けた。
「近衛、行洋殿はどうされている? ご病気が心配だ。本当はお傍を離れたくなかったんだが」
「行洋様は・・・、大分ご病気がお悪いみたいで・・・。オレ、佐為がお見舞いに行ったとき、付いてったんだ。オレは待ってたから、行洋殿の様子は直接は見てないけど・・・。でも見舞った佐為が元気なくて・・・多分、よくないんじゃないかな」
「そうか・・・・。佐為殿は悲しまれていたか?」
「うん、あいつ、行洋様のことはいつも凄く心配してたし・・・・」
「どうして・・・いるだろう」
「行洋様には賀茂が付いてるよ、緒方様も心配だろうけど・・・」
「違う」
「は?」
「あの人はどうしてるか、と言ったんだ」
「あの人って?」
「何言ってやがる。おい、近衛」
「はぁ?」
酒くさい・・・ 緒方様、酒好きだったな。今夜ももう相当飲んでる・・・
「おまえは、なんだ? 全然飲んでないじゃないか。ほら酒を飲め!」
そう言うと緒方は光の肩に手を掛け、座った目で続けた。
「ま、待ってよ! 緒方様。オレ、酒ぐせ・・・その悪いんだ。一回、佐為に勧められるままに飲んだら、なんかオレあいつに絡んだらしくって。覚えてないんだけどさ。それで、それ以来、『やっぱり光にはまだ早い』って、酒飲ませてくれなくなっちゃったんだ」
「ふっ。酒を飲んで酔っ払わなかったら、何が楽しいんだ。え? 少しくらいハメを外したって構わん。ほら、飲めよ。近衛」
そう言うと緒方は光の杯に酒を注いだ。
「わ、分かったよ。の、飲めばいいんだろ」
光は杯を煽った。久しぶりに飲んだ酒の味は熱かった。胸のあたりがジンと焼ける。
「それにしても、佐為殿に絡んだだと? おまえはどこまで図々しいんだ、え?」
緒方は光の胸元を掴んだ。酒くさい息が掛かる。
う・・・・、勘弁して欲しい。酒癖悪いのは緒方様の方じゃないか。光はそう思った。
「ま、ま、待ってよ! 緒方様」
光は帥を押しのけた。すると帥がわめいた。
「オレはさっきから、どうもあの高麗の客たちが誰かに似てる気がしてならなかったんだ。今分かったぞ! おまえと佐為殿だ。ああやって、公然と人前でいちゃつきやがって、腹が立つ!」
「な、何言ってるんだよ! 緒方様?」
「あの人の・・・、おまえの可愛がり様はなんだ! オレはな思っていたんだ。おまえもいつかオレみたいな目に遭うってな」
「はぁ? 何? 何言ってるの、緒方様、意味わかんねーよ!」
「近衛、オレは都に居た頃、佐為殿によく対局を申し込んだよ。行洋殿の家司だったオレは、おまえよりも昔からあの人のことを知っていた」
「佐為と対局を?」
「そうだ。あの人はオレの碁は買ってくれていたから、訪ねていけば打ってくれた。いつも、涼しげな瞳をして、物腰柔らかく『ようこそ、いらっしゃいました。』てな」
「へぇ・・・・」
そんな話、しらねぇ。オレは・・・・・
「だがあの人は碁以外ではつれなかったよ。それに比べておまえはどうだ。どこに行くんでも仲良く一緒で、まるで弟のように可愛がられ・・・・。毎日碁の手ほどきを受け・・・」
「・・・どういうこと?」
「ふん、あの人はどういう趣味をしてるんだろうな。おまえみたいな子どもの何処がいいんだ?」
「何が・・・・言いたいの? 緒方様」
「別に・・・。言葉の通りだ。どうもあの人の好みはよく分からない」
なんだよ、この人。マジ・・・・、どういう意味だよ。光はここに来て、緒方が言わんとしていることの意味が分かり始めた。内心動揺が隠せない。心臓はどきどきと鳴りはじめる。
「昔あの人がどうやら本気で愛していた姫君が居てな。おまえはそんな話知らんだろう?」
「・・・・・・・・・・それ、死んじゃったっていう人のこと?」
「なんだ、知ってるのか。人づての話だが。あの人が想いを寄せる女だ。どんなに美しいかと普通は思うだろう。しかし、これが世の美人の基準にはさほど当てはまらなかったそうだよ。 まぁ、あの源氏の相手も様々だが・・・」
「そう・・・なの? オレは・・・何も知らない」
いや、でもあいつ言ってた。母君に似てたって。だから好きだったんだ。佐為の母上はすっげぇ美人だったはず・・・・なのに? でもそんなのどうでもいい。あまり知りたくないんだ。だって知れば知るほど、嫉妬で胸が焼けるから・・・・ あいつに抱かれた女なんて誰だって許せやしない。美人だって、美人じゃなくたって。
「おまえにしたってそうだ。あの人が執着する相手ときたら、その辺に居るような普通の女か、やんちゃな悪ガキと来る。・・・・知ってるか、おまえ、あの人がどうしてそうなのか?」
「知らないよ、そんなの!」
「あの人の・・・・、生い立ちさ。生い立ちがそうさせるんだ。女には母性を求め、子どもに対しては慈しみを注ぐ・・・・・。自らが得られなかったものを人に対して求めることは良く有る話だ。ふふ」
「・・・・」
「だが、それは心に負った傷を他人との関わりに埋めようとしてるだけだ。つまり、いかにおまえがあの人に愛されたか知らんが、それはあの人が自らの欠損部分を補う為におまえを利用しただけのことだ。近衛、そこを分かっておかないと他ならぬおまえが、裏切られたと勘違いすることになる。おまえがそんな風に傷つくのは偲びないから、忠告してやってるんだぜ。あの人の為に、大宰府にまで流されたんだからな。まったく哀れだ」
「緒方様、相当酔っ払ってるようだね」
光はきっぱりと言った。 酔っ払いだ! このひと! 何でも勝手に言え!
「なんだと・・・!? 生意気な口叩きやがって」
「何が言いたいのかよく分からないよ、オレには」
「ふん、だから何回も言ってる。勘違いするなと言ってるんだ。オレはな・・・。よし、分かった、そろそろいいだろう。おまえにとっておきのものを見せてやる」
「え?」
「お客人にもだ」
帥は実際、本当に酔いが回っていた。視点が定まっていない。相変わらず、向かいに座る高麗の青年が、オレを無遠慮に睨んでいる。ふん、こいつも気味が悪い。
あれ、舞っていた女たちが下がっていく。もうこれで歌舞は終わりなんだろうか。
いや・・・、違ったようだ。だって、まだ舞人が残ってるんじゃないか。あれ、次は男舞?
光がそう思ったのには理由があった。なぜなら、舞手は今までの女達と違い、烏帽子を被り、白い水干を着ていた。扇で顔を隠してしる。だけれども、肩に垂らした黒髪が長い。それを後ろで緩く束ねていたし、水干を入れ込めているのは緋の袴だ。緋の袴は宮廷の女房達が履いていた。普通の男がこれを表に履くことはない。
だとしたら、やはり、これは女なのか? あれ、でも腰に鞘を吊るしている。変な格好。光はそう思った。烏帽子も水干もましてや刀剣もどれもが男が身に着けるものなのに、緋の袴だけは女性のものだった。女なのか、男なのか? 単純な疑問が光を包んだ。
舞人は扇で顔を隠しながら、舞った。舞いはやはり男舞い。舞人は、美しい動きに合わせて、くるりと帥の前で一回転すると、ゆっくり、扇を下ろした。
光はその瞬間息を飲んだ。そんな・・・・・ばかな・・・・・!
光の目はその・・・・・、そう、それはやはり女だった。その、男装をした女の顔に釘付けになった。
まるで呪文を掛けられたように、視線を外すことが出来ない。
向かいに座る高麗の青年は、光の様子の変化に気付いたようだった。斜に構えた態度はそのままだったが、眉を少ししかめている。
光が狐に摘まれたように固まり、何時までもその舞い人を凝視していると、今度は、横から、声がした。
「おい、近衛。どうだ? 一言も声を出さずに、大きな目を見開きやがって。さては驚いたか。はっはっはっは。 行洋殿の家司だったオレが大宰帥に任じられたのは確かに栄転だ。誰もがそう思うだろう。だがしかしな、これには裏があるんだ。オレを都から遠ざけたがった人物が居る。分かるだろう? あの人だよ。昇位と栄転の反面、都よりの下向。随分、初めは複雑な心持だったが、今は違う。ここの暮らしも悪くない。行洋殿はおっしゃった。「大宰府を見るのは君には良い経験だ」と。まったくその通りだった。さすがは行洋殿だ。交易で上がる冨。広大な土地に対する統治権。異国の風の芳しさ。何もかもが思った以上だ。そして、近衛。いいか。人生はそれだけじゃない。こんな愉しみがオレを迎えてくれるとはな。筑紫の国は奥が深い。妻も子も、そして想い人も皆、都に残してきたが、あの女はオレを慰めてくれる。どうだ、あの美しさ・・・。驚いたことにあれは李白や杜甫を諳んじたりする。それだけじゃない。歌はオレなどよりずっと上手だ。都から下向した貴族の血を引いた娘なんだ。あれは。
おまえは遊びの女にそんないい女が居ることなど知らんだろう。遊び・・・・、つまり世の高尚な嗜みだ。それを身につけた女こそ、本物の遊び女というんだ。都の貴族の家の奥に隠れていて男に顔を見せない女達よりもずっと面白いぞ。いいか、よく聞け。いくらあれが佐為殿の面差しに似てるからといって、惚れるなよ。あれはオレの女だ。もう、館に迎え入れている。おまえにあの女を見せたくて、今宵だけは舞わせた。だが人前で歌舞を見せるのはこれが最後だ」
その言葉を聞いて、光ははたと我に返った。
・・・・・あ・・・あ。なんだ、この人! さんざんオレにあんなことを言っておいて!
自分じゃないか!! 満たされなかった想いを別のもので補おうとしているのは。
いくら、いくら、あんたが佐為を好きだって、残念だな! あいつは、あんたになんか応えないさ!
違う! あいつにとってのオレは、この人とは違う!、全然。
だってそうだ。あいつと一緒の道を行くって誓った、オレは! あいつは付いて来い、ってそう言ったんだ!
一番深いところでオレ達は繋がってる。だから佐為がオレのこと忘れたりするもんか!
な、そうだろう?・・・・・佐為。
つづく
back next
|